今回はラスアルハイマのアルマルジャン島にできるカジノについて現状出ている情報をまとめて詳しく解説していきます!
イスラムの首長国ラスアルハイマでカジノは許されるのか
UAEやラスアルハイマではカジノなどの賭け事は法律で禁止されています。
イスラム教の教えが関係しています。
イスラム教成立以前の中東では矢を使った籤(賭矢、マイスィル)でラクダの肉を賭けるギャンブルが盛んに行われていた[42][43]。このほかに競馬やポロが広場で行われ、社交の場としても機能していたとされる[43]。千夜一夜物語には、王達による金銭や奴隷をかけたシャトランジの勝負が描かれている。カードゲームは喫茶店などで行われていた[43]。
イスラム教のクルアーン雌牛の章において、マイスィルは人の利益となる面もあるが悪影響の方が大きいという記述がある[43]。当時は気前の良さを競うため法外な額(に相当する分量)が賭けられることもあったとされ、ムハンマドはこれを諌めたという説もある[43]。また食卓の章にも酒、マイスィル、偶像、占い矢は悪魔の業であるという記述がある。
wikipedia
なのでWynn Resortsもカジノを含むかどうかについては明言していませんでした。
しかし、8月9日のWynn Resortsの決算会見でこんなことが述べられました。
『ウィン・リゾーツの最高経営責任者(CEO)であるクレイグ・ビリングス氏は8月9日の決算会見で株主に対し、同リゾートはラスアルハイマで賭博事業のライセンスを”間もなく”取得する予定であると述べた。
CNNbusiness
ビリングス氏は株主に対し、「その施設でゲームを行うためには、より広範な合法化プロセスが必要であることを懸念する必要はない」と語った。』
UAE、新たな規制機関でギャンブル合法化の準備を整える
個人的感想ですが
不動産や観光開発でジャンルの被るサウジアラビアなどと差別化を図るため、将来的にUAEは賭け事に関する規制を緩和し、いろいろな条件が付くとは思いますがカジノができるようになると思います。
どこにカジノが建つのか
ラスアルハイマのアルマルジャン島に建設しています。
アルマルジャン島とは
UAE(アラブ首長国連邦)ラスアルハイマにある人工島でビーチリゾートです。
2001年から埋め立てが始まり2009年に埋め立てが完了ました。
ドバイ国際空港から車で1時間の位置にあります。
↓こんな感じで島が作られました。
カジノの運営はどこがするのか
Wynn Resortsというアメリカの統合型リゾート企業が運営していきます。
Wynn Resortsはナスダックに上場していてアメリカのラスベガス、中国のマカオなどで統合型リゾートを展開しています。
↓今回Wynn Resortsから発表された計画画像です。
参照:INTRODUCING WYNN AL MARJAN ISLAND
Introducing Wynn Al Marjan Island Slides (April 2023)
いつカジノがオープンするのか
カジノは2027年にオープンを予定しています。
参照:INTRODUCING WYNN AL MARJAN ISLAND
Introducing Wynn Al Marjan Island Slides (April 2023)
それに伴いアルマルジャン島やその周辺の地域の住居やモールなど様々なインフラの整備が進んでいます。
またアルマルジャン島や周辺地域の不動産も盛り上がっています。
UAEは世界の人口の多くが距離的にアクセスしやすい場所にあり現在成長中のドバイが近くにあるため多くの成長が見込まれています。
進捗状況
- 2022年1月後半にプロジェクトが発表
- 約1年間はボーリング調査やプロジェクトの計画が行われていました
- 2023年の年明けに重機が現場に入り工事が始まる
- そして現在は基礎を建設中
まとめ
現在基礎を建設中で2027年完成予定のWynn Al Marjan Island は賭け事(カジノ)がラスアルハイマでできるように話し合いを進めています。
しかし現状は賭け事に関してはUAEやラスアルハイマの法律で禁止されているので、今後も最新の情報を追っていく必要があります。
ツイッターではラスアルハイマやアルマルジャン島の最新情報を発信しているのでチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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